お知らせ
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杉田一成( Issey Sugita )から一言
あそぶ介護福祉士。杉田一成(すぎた いっせい)です。今後、施設の設立へ向かい準備を進めていきます。
楽しい童具遊び
- 昨今、老化防止の様々な研究が進んでいるようです。その中で興味深いのは、「手指を使ったゲームをする」「人と会話をする」「エピソード記憶をたどる」「注意をはらいながら物事に取り組む」「うまくいくように手順を考え計画をたてる」といった活動が、その一助になるといわれています。
- 積木やモザイクで遊ぶことは、まさに、手指を使って脳に刺激を与え、自分を表現する事で会話が生まれ、他者とつながります。そして、ご自分のイメージどおりの作品に向けて集中力と注意力を駆使して達成感を得ます。お年寄りが、作品をつくりながら、「昔、ここに川が流れていてね」とか、「昨日いただいた、おいしいケーキみたいね」などとお話してくださるのは、まさにこの「エピソード記憶をたどる」活動ともいえるでしょう。
- さて、ここで使用する積木やモザイクは子ども達だけが使うものではありません。美大の学生や美術教育でも使われ始めている和久洋三先生が40年の歳月をかけて創作された童心に返れる美しい童具です。きっとご参加されたみなさまもそのとりこになられることと自負しております。
「遊び」は、人を「解放(リラックス)」し、物事に「集中」させ、「周りを感じる」力を持っています。また、楽しさを感じると、心も体も自由に活き活きと開放され、普段忘れていたさまざまな感覚(五感)がよみがえってきます。そうして自分という存在に「気づき」、他者の存在に「気づき」、他者と自分との関係のなかで、アイデンティティー(自己)の確立がなされるのです。自己確立のできている人は、他人とのコミュニケーションも円滑になり、目的意識を持って積極的に社会と向き合うようになるのです。
活動の様子
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↑画像をクリックすると、全体が見られます
【ギャラリー】に完成した作品が見られます。
2012年1月
積木の活動
『五重塔』
日本中の五重塔の画像を集め、
大判に印刷した五重塔を見てイメージしながら
作業を行っています。
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【ギャラリー】に完成した作品が見られます。
2012年4月
ケルンモザイクの活動
『春の景色』
桜、菜の花、チューリップなど春を象徴する自然物を
思い起こしていただき、黒のキャンパスにケルンモザイクを
利用してわくわくしながら楽しんでいらっしゃいました。